Laravel・PHP入門

PHPer初心者

【メモ】非エンジニアの課題発見力問題について

最近色々思うことがあったのでメモ。

背景

弊社は優秀な営業やマーケターが多い。
けど現実として非効率な作業が多すぎる
それが業務工数を圧迫している。

要因

対応力と受容力が高すぎ

頭の回転が早く、いい人が多い。
今あるモノでどう解決するかを考えるのはめちゃくちゃ得意だけど、
・それは本質的な問題か?
・今ないもの(他の人や他事業部リソース)を使った解決方法はないか?
を考える人が少ない。

システムだとだいたいのことが「難しそう」

メール送信やAPI連携はエンジニア目線では全然難しくないことなのに
「これは難しいんだろうなあ」と知らないが故に思ってしまう。
できることとできないこと、それに必要な時間を知らないことが問題。

目標は短期売上であり業務効率化ではない

極端な言い方をしましたが、結局いつも目線は短期売上であり
意外と長期やチームの売上には目を向けづらい。
(短期売上の達成が自分の目標であり、
業務的にも忙しいので当然かなとも思っています。)

問題を問題だと言える場とタイミングが少ない

営業はものすごく差し込みや早期対応が必要な業務が多く
これって問題かもなと思ったときにそれを記憶したりメモしたりすることもなく
そのまま忘れてしまうことが多いのではないかなと。

エンジニア忙しそうにしすぎ

どの会社もエンジニアにはタスクが積み重なっていて
忙しそうというか喫緊の課題ではないがやらないといけないことは無限にあるなと思います。
忙しくはないけど暇はない人が多いのかと。

でも実際は(例えば弊社は)MTGの時間なんていつでもとってもらっていいし
例えば議題にあがってない潜在的な問題のほうが本当は優先順位が高いのかもしれないし
このあたりを非エンジニアが感じられておらず、エンジニアと会話できない問題があるんじゃないかなと。

このあたりは日常の会話やコミニュケーションから解決できるといいですね。

結局問題は現場にある

今まで記載したことも、別にエンジニアが解決すればよいのですが
現場に一番問題が転がっているので、非エンジニアが課題発見できると
より良い仕組みができるかなと思います。


解決手法

要因から解決できそうか試したいこと

企画済みの仕様設計をやってもらい爆速プロトタイプを返す

これは今スモールスタートしていることですが
「これがしたい」のだけれど、「どうやって実現するか」
の手段をヒントを渡しながら、設計してもらってみています。
「システムで意外と実現できる・これは難しい」を知ってもらうためです。

ヒントを渡すことで、あ、そんな手段もできるんだを広げてもらい
SlackのAPIと連携ってすぐできると思うよ、
プロト作ってみるね、ほらできるんだよね(本当に作るならこのくらいの時間はかかるけれど)
で原体験として「本当にできるんだ」を体験してもらう。
エンジニアだったらこれを自分で作ることができるけれど
非エンジニアはそれができないので疑似体験で持ってもらうことが大事かなと思っています。

逆にシステムではなく業務フロー改善など、
システムを使わず解決できることも設計を業務フローから行うことで
仕組み化したいなあと思っています。

週次の問題提案 & 投票MTGを設定する

あるエンジニアさんからヒントをいただいたので、
習慣的に週1とかで少人数から課題とその投票をやりたいなと思っています。
そうすることで、あ、これ来週のMTGで提案しよう
これこないだ言ってた箇所だ、本当だ、面倒だな、問題だなと
他の人の問題認識から、問題認識の視野を広げてもらうことができればいいなと思っています。

そして現実的にすべての問題を解決するリソースはないので
どうやってシステム側が優先順位をつけていて、
なぜ自分の上げた課題の優先順位が下がってしまうのか
納得できるような透明性が実現できればベストかなと思っています。

エンジニアと非エンジニアのコミニュケーションもっととる

事業部側以外のエンジニアってディレクターを通して会話することが多く
エンジニアに直接コミニュケーションを取れることが少ないかなと思います。
だから余計に「忙しそう」って思われやすいけど実はそうでもなかったりする。
あと私はまだまだなんですけど、、エンジニアって問題解決のプロだと思っていて
業務フロー改善とかも相談すればできるかもしれないし、
逆にエンジニアは営業の会話から業務を知って
もっとここってこうしたほうが良かったんじゃないか、
機能に意味がないんじゃないかとか考えられるかもしれないなと。

あくまでエンジニアも非エンジニアもその事業をユーザさんへ提供するための存在で
手段が営業だったりシステムエンジニアだったりするだけですよね
もっと事業目線でお互い会話できれば視座あがるかなって思います。


とりあえず弊社で今あげた解決方法をやってみてまた報告したいなと思います。


以上